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細胞免疫治療薬の非臨床研究開発サービス

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メディシロンは細胞免疫治療薬の非臨床研究開発のためにワンストップの研究プラットフォームを構築しました。CAR-T、TCR-T、 CAR-NKとTIL細胞などを含む多様な免疫治療手段を統合し、豊富な動物モデルと多様な先進分析技術を運用しています。異なる研究プロジェクトの特徴を総合的に考慮し、顧客のために多数の免疫治療案の非臨床開発プロジェクトを完了しました。

細胞、&遺伝子療法は近年急速に発展し、多くの難治性疾患に治療の可能性を与えています。遺伝子導入と修飾技術、送達ベクターシステム、細胞培養技術などの分野の急速な発展に伴い、細胞及び遺伝子治療も突破的な進展をし、難治性疾患(特に稀少の遺伝性疾病)に、新しい治療理念と構想が提供されています。
メディシロンの非臨床研究サービスでは薬力学的研究、薬物安全性評価、薬物動態研究、生物分析などを統合し、完全な遺伝子治療製品の研究開発プラットフォームを構築することで、細胞と遺伝子治療製品開発に薬理薬効、生物分布と安全性評価研究のワンストップサービスを提供します。
メディシロンは細胞免疫治療薬の非臨床研究開発のためにワンストップの研究プラットフォームを構築しました。CAR-T、TCR-T、 CAR-NKとTIL細胞などを含む多様な免疫治療手段を統合し、豊富な動物モデルと多様な先進分析技術を運用しています。異なる研究プロジェクトの特徴を総合的に考慮し、顧客のために多数の免疫治療案の非臨床開発プロジェクトを完了しました。

01 細胞&遺伝子治療薬の薬理薬効学的な研究

安全性薬理

❖ 治療範囲内またはそれ以上の用量における薬物の生理機能に対する潜在的な望ましくない影響を研究します。

❖ 一般的には中枢神経系、心血管系、呼吸系への影響を含む

❖ 製品の特徴に応じて、他の器官への研究を補充する必要性もある。

インビトロ薬動力学的試験

CAR-Tなどの細胞治療の効力検査:

❖ 腫瘍殺傷率または増殖抑制率

❖ IFN-γの発現量

❖ CAR-T細胞表現型変化

CAR-Tの精製と評価

CAR-Tの精製と評価
プラスミド担体構築
PD−1 shRNAをCARプラスミドに組み込み、レンチウイルスベクターを介してT細胞に形質導入し、PD−1サイレンシング機能を有するCAR−T細胞を得ました。結果は、サイレンシングPD-1を持つCAR-T細胞は腫瘍微小環境の免疫抑制作用を顕著に抑制し、CAR-T細胞の活性化時間を延長し、それにより長い腫瘍殺傷作用を生み出しました。サイレンシングPD-1を持つCAR-T細胞は皮下前立腺と白血病異種移植マウスの生存期間を有意に延長しました。PD−1のサイレンシング技術は、皮下前立腺と白血病異種移植の治療に対するCAR−T細胞の効果を促進するための適切な解決策であることが証明された[1]。この実験では、プラスミドのシーケンシング作業は全部メディシロンで行われました。

プラスミド担体構築

CAR-T細胞殺傷試験

CAR−T細胞殺傷実験により、CAR−T細胞依存性殺傷はMock−T細胞より増加することが示されています

CAR−T細胞殺傷実験により、CAR−T細胞依存性殺傷はMock−T細胞より増加することが示されています。

生体内薬力学的研究

細胞治療被験物質

❖ 健康なボランティアから提供された血液を用いて調製することができます。

❖ 動物由来代替製品を用いて、一部の概念実証研究をします。

❖ 非臨床試験被験物質と臨床用被験物質の類似点と相違点は新薬申告時に説明する必要があります。

遺伝子治療被験物質

❖ 生産プロセス、重要な品質特性(例えば力価)、臨床使用予定製剤などの要素を考慮。

❖ 種特異性がある場合は、非臨床研究における被験物質の活性評価を検討する必要。

❖ ベクターが発現タグを使用する場合は、タグが非臨床試験の支持性に与える影響を分析必要。

測定方法と評価指標

❖ 生物発光イメージング(Bioluminescent Imaging,BLI)

❖ フローサイトメトリー:動物体内の腫瘍細胞の数を測定する

❖ フローサイトメトリー、ELISA、MSD:腫瘍関連サイトカインの変化

❖ 関連パラメータ:腫瘍体積、腫瘍重量、腫瘍細胞コロニー形成部位と動物生存期間の中央値

動物モデル
一般的に使用される細胞及び遺伝子治療薬の非臨床研究動物モデル(下の表に例を示している、詳しくはご連絡ください)
CDXモデル
Cancer Types Cell Lines Cancer Types Cell Lines
Brain Cancer U-87 MG,LN-229,U-251 MG Renal 786-0.OS-RC-2.A498.ACHN
Breast Cancer BT474,HCC1569,HCC1954,HCC70.JIMT-1 Lung Cancer A549.Calu-1.Calu-3.Calu-6.HCC827
Colon Cancer COLO 205.DLD-1.HCT-116,HCT-15.HT-29 Lymphoma SU-DHL-4,DB,Mino, Daudi,JeKo-1,Raji
Gastric Hs 746T,NCI-N87,SNU-16.MKN-45 Myeloma MM.1S,NCI-H929.RPMI-8226,OPM-2
Leukemia CCRF-CEM.HEL.HL-60.K-562.MV-4-11 Ovary A2780,OVCAR-3,SK-OV-3
Liver Cancer Hep G2, HuH-7 Pancreatic AsPC-1,Bx PC-3,Capan,CFPAC-1
同系マウスモデル
Cancer Types Cell Lines
Breast Cancer 4T1. EMT6,JC,EO771
Colon Cancer CT26.WT,MC-38,Colon26
Leukemia C1498,L1210,WEHI-3
Lung Cancer LLC1,KLN205
Lymphoma A20.EL4,L5178-R,E.G7-OVA
Melanoma B16-F10.Clone-M3
ヒト化腫瘍移植モデル(PBMC、HSC CD34+
Cancer Types Cell Lines
Breast Cancer HCC1954,MDA-MB-231,JIMT-1
Colon Cancer HT29,LoVo.Ls174T,HT-15
Gastric Cancer NCI-N87,NUGC-4
Lung Cancer HCC827.NCI-H1975,NCI-H292
Lymphoma Raji,TMD8,MOLM-13
Myeloma RPMI-8226,NCI-H929,MM.1S
免疫系再構築ヒト化マウスモデル

Raji-lucフルオレセイン標識リンパ腫細胞誘導hPBMC免疫系再構築マウス薬効モデルの薬効研究

Raji-lucフルオレセイン標識リンパ腫細胞誘導hPBMC免疫系再構築マウス薬効モデルの薬効研究

二重特異性CAR-T薬効研究:CD 19/BCMA

CAR−T細胞殺傷実験により、CAR−T細胞依存殺傷はMock−T細胞より増加することが示されました

CAR−T細胞殺傷実験により、CAR−T細胞依存殺傷はMock−T細胞より増加することが示されました。

02 細胞&遺伝子治療薬の薬物動態研究

薬物動態研究の考慮ポイント

❖ 暴露量:遺伝子治療製品は製品の具体的な特徴に基づいて非臨床研究における実際の暴露状況を考慮して分析評価を行う必要があります。

❖ 生体内物分布:遺伝子治療製品生物分布とは、遺伝子治療製品のインビボの標的組織と非標的組織の分布、持続性とクリアランスを指します。

❖ 脱落:脱落分析では、排泄された成分の感染染能力の検出が含まれる必要があります。

薬物動態(生物分布)検査技術

❖ イメージング技術

❖ フローサイトメトリー技術

❖ 免疫組織科学的技術。

❖ 定量PCR技術等

肺細胞治療分布の検査

qPCRとフローサイトメトリーの検査結果が一致

qPCRとフローサイトメトリーの検査結果が一致

03 細胞及び遺伝子治療薬の非臨床安全性評価

毒性研究では、遺伝子治療製品の包括的な安全性分析評価を行い、必要に応じて導入遺伝子の発現産物の安全性も評価する必要があります。遺伝子治療製品は関連する動物種に効果的に導入/暴露する必要があります。細胞治療(CAR-T細胞等)の非臨床安全性リスクには主に、サイトカイン放出症候群(CRS)、可逆的神経毒性、B細胞減少、オンターゲット、オフ腫瘍、移植片対宿主病(GVHD)、CAR-T細胞の腫瘍形成性/腫瘍原性等が含まれます。
Reference
[1] Jing-E Zhou, et al. ShRNA-mediated silencing of PD-1 augments the efficacy of chimeric antigen receptor T cells on subcutaneous prostate and leukemia xenograft. Biomed Pharmacother. 2021 May;137:111339. doi: 10.1016/j.biopha.2021.111339.

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